思秋期ライターの備忘録

気付けばフリーランス歴18年。インタビュー人数1000人オーバー。48歳の不健康女、原田園子が好きなことだけを勝手に書くBlog

タスクが増えるとやる気が減退するアラフィフの精神構造

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私という人間は、「とりあえず、がんばる」という状態が好きなようで、ずっとがんばって生きてきました。無意識に。

でも、最近、それがなくなってきてしまったどころか、タスクが多くなるとやる気がなくなるという現象に陥ってきました。これはヤバい?

 

 そもそも、がんばると言うか、がんばりすぎだった!

私がどれくらいがんばる人だったかといえば、例えば、私が大学生のときには、「ベーカリーレストラン」という名の、昭和末期のファミレスなのにライスを置いていないという多少斜め上を行くお店でバイトをしていました。

時給は600円。

短大にはちゃんと通いながら、なぜか毎月のように10万円稼ぎ、試験か何かで6万円しか稼げなかったときに、多大なる敗北感に打ちひしがれる状態になっていました。

最高に稼いだのは12万円。冷静に考えると200時間だよ、オイ!

「女子は22時以降の時給は出ないけど、掃除が終わるまで帰らせないよ。ルールだから」という中、「男子はいいな~」と言いながら、必死こいて仕事をするバカ女子大生でした。

しかも、合コンもやってたし、ディスコでも踊ってた。なんだったんだ???

 

そんな私は社会人となり、飲食チェーン本部に勤めたのですが、当然最初は店舗勤務。月に2日くらいしかオフがなく、残業時間は余裕で100時間オーバーな世界で、私は突然、車の免許を取りに行くという暴挙に出ました。

理由は、「時間は自分で作るものということを証明したかったから」。

勤務先店舗の近くの教習所だったためにバイトとばったり出会ってしまい「副店長、路上教習で死なないでくださいね」とウルウルした目で言われたのを覚えています。

そうそう、あの時私は、一番過酷な労働を強いられる副店長だった(笑

 

こうやって私は、キッツイ時ほどがんばりたくなる、謎の病に犯された人生を歩んできたわけです。多分、母譲りなんだけど…

 

これって、更年期の一種かも

ところがです。

ここ最近は、「タスクが増えるとやる気がなくなる」という初めての状態に陥るようになってきました。すぐやらないとダメと知りながら、急に読書を始めたり、Amazonプライムの魔力にはまり、映画を見出したり。

「そんなの普通だよ」

なんて言われるのですが、私はバカゆえに、ずっと「とりあえず、がんばる」人生だけを歩いてきてしまい、今さら自分をどうすればいいのかがわからない。

 

Todoistのタスク一覧を見ながら、ほぇ~っと時間が過ぎていく。

やれやれ。

 

いろいろ理由を考えたのですが、これは更年期の一種かもという結論に。

思秋期な私の体内では、すんごいスピードでホルモンバランスが変わっている(というか、女性ホルモンを失っている)時期。しかも、私は去年、子宮をとっているので、さらにスピーディに女性らしさを失っている可能性すらあります(医学的には、卵巣を温存しているので、ホルモンに影響はないと言われてますが…)。

 

更年期だとすると、この時期は本当にどうしようもなく、とにかくうまいことやり過ごすしかありません。

でも、この時期が過ぎれば、再び「とりあえず、がんばる」私に戻るわけで、まぁ、それならいいかな・・・と思ったり。

 

とにもかくにも、がんばる自分は好きだけど、がんばらない自分も嫌いではないわけで、なるようになればいいと思っています。

でも、締め切りは守らないとね。

そこは、社会人として…、フリーランスとしてのプライド!

そこだけは守りつつ、ムリなくやり過ごすことにします。