思秋期ライターの備忘録

気付けばフリーランス歴18年。インタビュー人数1000人オーバー。48歳の不健康女、原田園子が好きなことだけを勝手に書くBlog

まわりまわって国産品。私がマウスコンピューターを選んだ理由

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メインに使っていたパソコンがほとんどいうことを聞かなくなりました。反抗期というか、老衰というか…。そこで一新することを思い立ったのですが、コスパ優先で、あっさり決めたサブパソコンと違い、今回は超吟味。迷いに迷ったあげく、マウスコンピューターに決定しました。

 

Dynabook愛用者の私がうけた、東芝がデスクトップを作っていない衝撃

これまでのメインパソコンは、高性能なノートでした。デザイナーならノートでは厳しいでしょうが、ライターの私には十分…とは言えないものの(最近は年齢的に特にキツイ)、購入当時は移動できることが最優先だったので、重量級のノートを購入しました。

5年前(だったかな?)に出たばかりのCoi-7のCPUをのせ、4MB×2のメモリ、1TBのHDDは、私にはもったいないスペックでした。今回は、サブパソコンがあるので移動可能性はなし。そのため、デスクトップの一択。モニター2台を絶対条件としました。そして国産PC希望。

その理由は、「日本のメーカーを支えたい!日本の企業に貢献したい」という単純なもの。そんなこんなで、3台連続、東芝Dynabookを使っていました。その前はシャープ・笑。そこで今回も東芝を最優先に考えたのですが、

なんと!!

東芝って、もうデスクトップは作ってないんですね。(少しはあるらしい)

ショック!!

こうして私のパソコン選びは、最初から暗礁に乗り上げたのです。

 

高い富士通、ダサいEPSONNECは・・・

譲れない条件だと思ったのは、国産!!

元気がない日本メーカーにとにかく元気になってもらいたいわけです。

そして、譲れないスペックといらないスペックを切り分け、条件にあうパソコンを探したところ、パーツをしていして組み立ててもらう方式(BTO)がいいという結論になりました。

そして最初に候補に挙がったのが「富士通」と「EPSON」。

ところが、富士通は何かが違う。ピンとこない。なのに、やたらと高い。メリットを感じられないまま、早々に脱落。

次に候補にした「EPSON」は、サポートがしっかりしていることで有名ですが、ビジネスユースに特化しているせいか、めちゃくちゃダサい! いや、ほんとに、どうしようもなくダサい! めっちゃ安いとかなら妥協もできるのですが、価格は普通。部屋に置くことがイメージできず、脱落しました。

次の候補は、「NEC」。今は、夜中に32%OFFになるセールをやっているので、価格は申し分なし。でもここで、ちょっとしたことに気づいたのです。

 

外資傘下の名ばかり国産メーカーPCにこだわる必要はあるのか?

NECのパソコン購入に決定しかけたとき、ふと思い出したことがありました。

それは、「NECって、どっかの傘下になったよな?」という記憶。そうなんです。日本のパソコンメーカーは、単体では国際競争に勝てないために、海外メーカーと資本提携したり、傘下に入ったりしてるんですよね。NECレノボ。というか、レノボNECホールディングスって名前だし。

つまり、NEC名の商品もレノボ名の商品も、基本は同じもの。販売会社が違うだけ。営業やサポートという面では日本企業の売り上げになるけれど、本体で見ると、私がこだわった国産メーカーの印象と若干のかい離があるわけです。

そこで、ある疑問が私のカスっカスの脳みそにわいてきます。

「日本メーカーのものにしても、結局同じ部品を使って、海外の工場で(しかもDellやHPと同じとことか・笑)組み立てられるんじゃ、こだわってる意味ないかも」

そんなこと、知識としてはわかっていたわけですが、今回はじめて、心にズーンと感じてしまいました。そうなると、パーツを選べるといっても細かく指定できないとか、モニターが本当にほしいサイズではないというマイナス面に妥協してまで国産にすることがバカらしくなり、NEC熱が一気に冷めました。

 

国内組み立てのHPとレノボ。でも対応はイマイチ

でも、やっぱり日本経済に貢献したい重いは変わらず、あれこれ考えたあげく、海外メーカーであっても「国内で組み立てをしている」ことと、「サポートセンターを国内においている」ところにしようと思ったわけです。これであれば、日本経済に間違いなく貢献しています。

そして思い出した「東京パソコン」。HPは一部のPCを東京で作ってるんです。でも残念なことに、私がのぞんだのは海外組み立てなうえに、ひとつのパーツが入荷未定で納品日の検討もつかないという塩対応! 即却下!

そして再び、「レノボって米沢で作ってるよね?」ということで、レノボに戻るも、サイトがあまりに不親切! これって、サポートもよくないことを予感させるんですよね。ということで、早々に脱落。

 

思い出せなかった国内優良会社があった!それがマウスコンピューター・笑

他にはないのかなぁ?と思っているうちに、マウスコンピューターにたどり着いたわけです。

マウスコンピューターは、国産BTOメーカーとして知られています。「飯山TRUST」といって、長野県で開発から組み立てまでを一貫してやってるんですね。海外資本?と思ってると、BTOメーカーとしてできた日本の会社でした。びっくり!!

2000円払えば翌日出荷もしてくれるし、24時間365日サポートを売りにしていて、LINEでも質問できる柔軟っぷり。サポートセンターは埼玉の春日部にあり、引き取り修理は96時間でできるらしい。マウスコンピューターが出してるiiyamaのモニターは沖縄にコールセンターがあるし、なんだかすごくイメージがいいじゃん!

乃木坂にネズミのカッコさせたCMなんかやってないで、もっとこうゆうことをアピールすればいいのに!

申し訳ないけど、最後まで存在を忘れてましたよ。

ということで、マウスコンピューターの名前を思い出してから、1時間でオーダー完了。長いパソコン放浪に終止符を打ちました。

もちろんモニターはiiyama・笑

あさっての到着が楽しみです!!