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思秋期ライターの備忘録

気付けばフリーランス歴16年。インタビュー人数1000人オーバー。46歳の不健康女、原田園子が好きなことだけを勝手に書くBlog

過去実績を掲載するときのマナーを考える

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フリーランスで仕事をしていると、「過去実績を教えてください」と言われることが多くあります。

以前は、クライアントさんに合わせて仕事につながりそうなものを見繕っていたのですが、だんだん面倒になり、ポートフォリオサイトを案内するようになりました。

ところが最近、このサイト作りが難しくなっていると感じています。

 自由に実績を書きまくれた過去

その理由は、WEBの仕事が増えたこと。

「なんのこっちゃ?」

と思う方も多いと思うのですが、これが意外に重大なんです。

以前(って、10年以上前)は、仕事の多くが広告や雑誌関係だったので、自由に過去実績を書きまくっていました。それが正しかったのかどうかはわかりませんが、「クライアントに掲載の許可をもらう」という作業をしている人は少数派。多くの人は、直受けだろうと、編プロ経由の依頼だろうと、自由に「ここの仕事やりました!」と書いていました。

その裏側には、「仕事やりました!」と書いても、そのクライアントに知られることはまずなかったために、トラブルになることはなかったからです。

 制作会社が入っていると許可をもらうのが面倒に!

ところが最近は、WEBの仕事が増えてきました。

大きな会社であれば、WEBの効果測定をしっかり行う部署があり、思わぬところからのリンクは、リンク元を探ることも。そのため、ポートフォリオサイトに掲載するときに、事前に許可を得るのは必須になっています。

しかも、このリンク許可を得るのはなかなか難しい。

直受けの仕事であれば、そのままお願いすればいいのですが、間に制作会社などが入っているときは、そこを介して許可を得ることになります。クライアントと制作会社がツーカーの場合は、すぐに許可をもらえることもあるのですが、あまりチカラのない下請けだったりすると、「それは、ちょっと・・・ん・・・どうかなぁ・・・」とのらりくらり。

なので私は最近、掲載するのもあきらめてます(笑)

 許可のもらい方を間違うと思わぬクレームに

もっと困ったこともあります。

許可は確かにもらったのに、クレームをつけられることもあるんです!

これは実際にあったケース。確かに許可はもらったのですが、担当者が「いいっすよ~。問題ないっす」と軽く言っただけ。後になって、「勝手にリンク貼るとは許せない!」と広報部担当者が言いだし、大事になったことがあります。

確かにね、書面でOKをもらったわけではない私も悪いのですが、わざわざ書面まで作らんでしょ。っていうか、ライターの仕事って、それなりに大型の案件でも契約書交わさずにスタートすること多いので、契約書うんぬんの感覚があまりないのも事実。

ちなみに、この案件では、もう仕事をもらえなくなりました。やれやれですよ。

手間をかける価値はある!過去実績の充実

とはいえ、これからライターとして頑張っていこうという人は、過去実績を明らかにするのはとっても重要なこと。

マナーとしては、必ず先方に許可をもらっておいてください。

ここで忘れてはいけないのは、そこには著作権があるということ。例え自分が書いた文章やイラストであっても、著作権は先方にあることもあるので、それを自由に掲載することはできません。コピーやイラストをそのまま載せるのはご法度。

WEBなら、過去実績に掲載するというだけでなく、そのWEBページにリンクを張る許可をもらうことも忘れないでくださいね。

ちょっと面倒なのは現実ですが、その面倒さが仕事の増加とギャラのアップに直結します。がんばってください!!