思秋期ライターの備忘録

気付けばフリーランス歴16年。インタビュー人数1000人オーバー。46歳の不健康女、原田園子が好きなことだけを勝手に書くBlog

「数千万の投資話」とお替りOKのコーヒーと路上駐車

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私は事務所を持たないフリーランスなので、カフェやコワーキングスペースで仕事をしています。ノマドワークというと今っぽいのですが、根無し草です(笑

外での仕事は家でやるより集中できるのですが、時としておもしろい人が近くに出現するため、仕事がまったく進まなくなります。

世の中にはいろいろな人がいて、なんとも間抜けな話も多いものです。

意地になってコーヒーをお替りする中年3人

先日、私の仕事を邪魔したのは隣の中年男性3人。30代後半が1人と40代中盤が2人。

おそらく太陽光パネルで一儲けと考えているらしいのですが、東電に出すべき資料を出し忘れて話がおじゃんに。その対策を話に来た様子。投資総額は数千万らしい。

 

A「お金は明日にでも振り込めるから、もう東電に振り込んじゃえば何とかなるんじゃね?」

B「あっ、でも口座知ってんの?」

C「ネット調べたら出てくんじゃねーの?」

と、金さえあれば世の中何とかなると思ってるトリオ。ちなみに書類の締め切りは数か月前。遅れたことに気付いたのは数日前という間抜けっぷり。

 

そして彼らはセコイ。驚くほどにセコイ!

「ここって、ドリンクバーじゃないの?お替りできるドリンクってコーヒーだけだって?」

「まじかよ!オレ、コーヒー好きじゃねーんだよ。でもしょうがないからコーヒーでいいや」

と、コーヒーを3つご注文。好きじゃない割には、がぶがぶお代わりをする。水も何度も持ってこさせる。しかも、遠くにいるスタッフに大声で「おねーさん。これこれ!」と言いながら、空いたカップやグラスをふりまわす。

税込み234円のコーヒーをムリに何杯も飲みながら、数千万の投資話に花を咲かせる不釣り合いな光景。これを無視して仕事なんてできません!

せこすぎると痛い目を見る典型

1時間ほど経ったとき、まだ話の途中なのに、ひとりがおもむろに立ち上がります。

「オレ、路駐してるから一回車動かしてくるゎ。駐禁切られるのイヤだから」

ちょっと待て!この周りはコインパーキングがたくさんある場所。そこ、けちるのかよ!

そんな私の心の叫びに答えるはずもなく、彼は小走りに外へ…

 

ほどなくして路駐マンがご帰還。テーブルにつくなり、握っていたぐちゃぐちゃの紙を2人の前に放り出す。

「駐禁きられたよ。なんだよ!まだ1時間しか経ってねーよ」

ちょっと待て Part2! 「1時間以内なら路中OK!」って決まりはないし、ここは駐禁監視のスタッフがウヨウヨいる場所。ある意味当然なんだけど、当人はかなりのご立腹。ついにはこんな言葉が・・・

「これ、もみ消せる人知らねーの?」

バイトがやってるんだから、そいつ捕まえて、なかったことにさせればいいんじゃね?」

ちょっと待て。それはないでしょ!

 

ここで忘れてはいけないポイントは、彼らが「ちょっとした小金持ち」で、「中年」で、「投資話をしに来ている」という点。おつむの程度が低いにもどがある・・・。

 これですっかりテンションが下がってしまった3人は、後の話はテキトーになり、「もう帰ろうぜ」となってしまった。

ここまで来れば当然なんだけど、みんな小銭入れを取り出し、自分の234円だけを出そうとする。1円も余分に出す気はない。ところが頭がよろしくないのでお釣りの計算ができず、ここでもひと悶着。

なんだか切ない。でも彼らはお金がある。世の中って、不思議だね(笑

 

 

こうして、中年トリオのコントを観察してしまったために仕事が手につかなかった私は、その勢いでこの記事を書いているわけだが、私も十分間抜けだ。